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よっかいち矯正歯科医院

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〒510-0815 三重県四日市市野田2-2-27

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虫歯リスクRisk

虫歯のリスクについて

取り外しの装置であれば、食事中や歯磨きの時には、装置をつけていない状態と同じなので綺麗に歯磨きを行うことができると思います。しかし、つけっぱなしの矯正装置ですと、当然食事をしている時も歯磨きをするときも装置は歯についているので、食渣が残ってしまったり、歯ブラシが十分に歯に当たらずに磨き残しをしてしまうことが多くなります。このような状態で2年から3年、長い方では4年近くも過ごすことになるので、虫歯のリスクは格段に上昇してしまいます。
矯正治療を開始するとおおよそ月に1度のペースで通院していただきますので、その時に、専用機械を使用し装置の周りやワイヤーの下まで綺麗にお掃除させていただきますが、それでも日々の歯磨きが十分でないと虫歯ができてしまうことがあります。

矯正治療中に虫歯ができてしまうと、その歯は虫歯の治療が必要なことに加え、治療のために装置を撤去する必要がありますので、装置を外して虫歯治療をしている期間は矯正治療は進みません。その分、全体の治療期間が長くなることになります。
このように、矯正治療中に虫歯ができると、その歯を削って治療をしなくてはいけないことに加え、治療期間の遅延にも繋がりますので、良いことは一つもありません。
当院では、このような矯正治療での危険性に対して2つの対応策を取っています。

対応策1:精密検査に「唾液検査システム」を導入する

通常、矯正治療における精密検査で唾液検査(虫歯の出来やすいお口の状態かどうかの判定)を行うことはあまり多くありません。しかし矯正治療による虫歯の発生を防ぐためには、患者さんのお口の状態が虫歯ができやすい状態なのかそうでないのかを知る必要があると思います。虫歯の出来やすい患者さんには虫歯の出来にくいシステムで治療を進める必要があるからです

対応策2:舌側矯正装置を用いた治療を推奨する

表側の矯正装置に比べ、舌側矯正装置は虫歯の発生リスクが1/5という論文が発表されました。事実、歯の表側に虫歯ができる患者さんはたくさん見えますが、歯の裏側に虫歯ができた、という患者さんはあまり見たことがありません。当院では、特に自分での歯磨きが十分にできない小児の患者さんに対し、舌側矯正装置を取り入れることで、歯並びを改善しながら虫歯のリスクを抑えるという治療法に積極的に取り組んでいきます。

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