こんにちは!
よっかいち矯正歯科医院 院長 秦佑樹です。
先日の記事に引き続き、不正咬合が引き起こすデメリットについて、語らせていただきます。
⑤骨格の発育障害
成長発育途上において、歯の位置に異常があるために、上下の歯が噛み合う時に、下顎が左右いずれかの方向にズレて咬むことがあります。そのような場合に、ズレた顎の位置が顎の成長方向に影響し、異常な顎の骨の成長を誘導してしまうことがあります。ですので、成長期にはとくに注意して噛み合わせのズレを発見することが重要となります。
⑥発音障害
発音障害というのは、言語を発することができない、ということではなく、正しく発音ができない、発する言葉が聞き取られにくい、という意味です。不正咬合における発音障害は前回記述した、筋機能障害の特に舌の機能不全に由来することが多いです。矯正治療により舌の動きを活発にかつ正常にしてあげることで、聞き取りやすい発音へと改善することができます。
⑦外傷および歯根吸収の誘因
唇側に突出している歯は、転倒やスポーツで強く顔面を打ったりすると、口唇や頬粘膜を傷つける原因だけでなく、歯冠や歯根の破折や吸収を招くことがあります。
このように、歯並びが悪い = 不正咬合が起こると、審美的に良くないこと以外にもたくさんのデメリットがあります。矯正治療は気になったその時が開始時だと思います。まずはご相談を(^^)
四日市の矯正専門歯科医院
よっかいち矯正歯科医院/
Yokkaichi orthodontic studio
秦 佑樹
日付: 2018年1月13日 カテゴリ:コラム, 不正咬合