ワイヤー矯正のメリットと
デメリットを徹底解説
選ぶべき理由と注意点

歯医者の
「ワイヤー矯正」とは？

ワイヤー矯正とは、歯にブラケットという小さな装置を接着し、そこにワイヤーを通して弾性を利用して歯並びを整えていく歯科治療です。
歯医者でおこなう「歯列（歯並び）の矯正」と聞くと、多くの人が最初に思い浮かべるのがこの矯正のワイヤー装置なのではないでしょうか。

歴史あるオーソドックスな
矯正治療

ワイヤー矯正は、現在用いられている矯正装置の中でも長い歴史を持つオーソドックスな矯正治療です。ほとんどの症例に対応でき、豊富な臨床実績に基づく治療結果の安定性の高さから現在も主流な矯正方法と言えます。

目立ちにくいワイヤー矯正など
選択肢もさまざま

以前は「ワイヤー矯正は“見た目が気になる”から…」といった声も聞かれましたが、矯正器具が目立たないことが特徴の『リンガルブラケット矯正法（舌側矯正／裏側矯正）』や、白や透明な装置なども開発され選択肢が広がっています。

ワイヤー矯正の種類

ワイヤー矯正には、主に以下3つの種類があります。
それぞれの特徴について解説します。

１）ラビアル矯正法（表側矯正）

ラビアル矯正法とは、ブラケットとワイヤーを歯の表側（唇側）に装着して矯正をおこなう治療方法です。「表側矯正」とも呼ばれています。
ほとんどの歯並びの問題に対応できる適応症例の広さや、矯正器具を装着していても発音に影響が少ないといった特徴があります。

一方で、矯正器具が目立ちやすいといった難点があるため、矯正中の見た目を特に気にせず、なるべく費用を安く抑えたいという方などにおすすめの方法です。

２）リンガルブラケット矯正法（裏側矯正／舌側矯正）

リンガルブラケット矯正法（裏側矯正／舌側矯正）とは、ワイヤーとブラケットを歯の裏側（舌側）に装着して矯正をおこなう治療方法です。
上述のラビアル矯正法（表側矯正）と比較すると、リンガルブラケット矯正法は装置が見えにくく目立たない、唾液の自浄作用により虫歯になりにくい、装置によって唇が傷つくことが少ないといった特徴があります。

一方で、装置はオーダー(セミオーダー)メイドのブラケットを作成し、精密な技術で行うため、ラビアル矯正法に比べ治療費が高くなり、的確に対応できる医院が限られています。

３）ハーフリンガル
ブラケット矯正法

ハーフリンガル矯正とは、ラビアル矯正法（表側矯正）とリンガルブラケット矯正法（裏側矯正）とを組み合わせて矯正をおこなう治療方法です。
上あごの歯列には裏側（舌側）からの矯正方法を、下あごの歯列には表側（唇側）からの矯正治療を行います。

ラビアル矯正法（表側矯正）よりも矯正器具が目立ちにくく、また、リンガルブラケット矯正法（裏側矯正）のみの治療よりも費用が安いことが特徴です。
一方で、ラビアル矯正法のみの治療と比べると費用が高くなり、適応できる症例が狭まります。

三重県四日市市の矯正歯科専門の歯医者「よっかいち矯正歯科医院」は、リンガルブラケット矯正法（裏側矯正／舌側矯正）をふくめ豊富な症例実績がございます。
「ワイヤー矯正について詳しく知りたい」「本当に自分に合う矯正方法を知りたい」という方にも安心してご相談いただいております。

ワイヤー矯正の主なメリット・デメリット（選ぶ理由と注意点）

ワイヤー矯正のメリットとは？

・適応症例が多い（様々な歯並びの症状に対応可能）
・目立ちにくい種類を選択可能
・細かい調整がしやすく、効率的に歯を動かせる
・自己管理の負担を軽減できる
・治療結果の安定性が高い

ほとんどの症状に対応でき、細やかな調整が可能

適応症例が多いことから、たとえば抜歯が必要なほど大きく歯並びが乱れているケースなどもワイヤー矯正なら問題なく治療可能となることが多いです。
また、ワイヤー矯正は細かい調整もしやすく、患者様の歯並びの症状に合わせて効率的に歯を動かすことが可能です。

自己管理の負担を軽減できる

マウスピース型矯正装置（インビザライン）のように自身で簡単に取り外しできる矯正方法の場合、装着時間や装着方法などを厳守できないと治療がうまく進まない場合があります。
ワイヤー矯正では装置の取り外しが不要のため、そうした自己管理の負担を軽減することができます。

治療期間を短く・
費用を安くできる場合も

長年にわたる臨床実績があり、また矯正治療期間中も細やかな調整が可能なワイヤー矯正は、他の矯正方法と比べ治療結果の安定性・確実性の高い矯正方法と言えます。
治療が着実に進むことで、結果として矯正にかかるトータルの矯正期間が最短で済み、費用負担を軽減できることもあります。

ワイヤー矯正の
デメリットとは？

・矯正器具が目立ちやすい（ラビアル矯正法の場合）
・食事や歯磨きがしにくい
・矯正器具で唇などを傷つけやすい場合がある
・慣れるまで違和感や痛みを感じやすい

装置の見た目や使用感

歯の表側にワイヤーをつけるラビアル矯正法では、一般的に矯正器具が目立ちやすいことがデメリットとして挙げられます。また、矯正器具の取り外し不要であるメリットの反面、慣れないうちは食事や歯磨きがしづらいと感じることがあります。

矯正開始から2〜3日が痛みのピーク

ワイヤー矯正の痛みが心配という方もいらっしゃるかと思います。どの矯正方法においても痛みの感じ方には個人差がありますが、多くの人は矯正開始から2〜3日で痛みのピークをむかえ、1週間ほどで徐々に慣れていきます。

当院のワイヤー矯正治療では、痛みを感じやすい方には歯に加える力を調整して、矯正中の痛みを和らげるといった細やかな配慮や調整も可能です。

ワイヤー矯正のデメリットを
解消する方法

矯正治療を受けられる方の多くのお悩みが、やはり「装置が見えること」です。

近年ではマウスピース型矯正装置（インビザライン）も普及してきていますが、比較的軽い症状の歯並びの問題にしか対応できないなど適応症例は限られており、「治療を断られてしまった」「マウスピース型矯正装置（インビザライン）では思うような結果が得られなかった」と悩まれている方も多いのが実情です。

そうした患者様の切実なお悩みにお応えできるようにと、当院では、現代の国内外における実績あるさまざまな矯正歯科技術を取り入れています。

マウスピース型矯正装置（インビザライン）に不安のある方、目立たない矯正歯科治療をご希望の方、信頼できる矯正専門の歯科医に相談したいという方も、まずはお気軽に当院にお越しください。お一人おひとりに寄り添い丁寧に説明させていただきます。

矯正歯科治療を検討中の方へ
(矯正相談・カウンセリングの
ご案内)

患者様のお口元に関する
全ての悩みを解決するために

三重県四日市市の矯正歯科専門医院／歯医者「よっかいち矯正歯科医院」は、歯並びや噛み合わせに関する多種多様なご相談を頂いております。
患者様にリラックスして診療を受けていただけますよう、広々とした開放的な院内にカウンセリングルームを備え、ご説明の際には費用や治療方法など患者様が知りたいと思うことを、できる限り明確にお伝えするよう心がけています。
むりに治療を勧めたり、ご納得いただかないまま治療を開始することは一切ございませんので、どうぞご安心ください。
また、患者様の中には「矯正をしたいけど一歩を踏み出せない」という方もいらっしゃいます。

当院では、さまざまな選択肢を含めて患者様のご事情に合った提案を大切にしております。

セカンドオピニオンにも対応

• どこの歯医者に通ったらいいのかわからない
• 他院で受けている治療がいつ終わるのか不安
• 他院では治療できないと断られてしまった
• 実績ある矯正専門の歯科医師に相談したい　など

難しい症例を含め豊富な実績のある矯正専門の歯科医師が在籍する当院には、セカンドピニオンの患者様もご来院になります。
これからも矯正歯科に不安を抱えている方や、一般の医院では矯正できないと診断されお困りの患者様の受け皿になれるよう、尽力してまいります。