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見えない矯正治療②

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦 佑樹です!

見えない矯正治療の一つである「舌側(裏側)矯正」について、ご説明します。

舌側矯正治療とは、通常、歯の表側に装置をつけて歯を動かして行う矯正治療を裏側に装置を接着し、全て裏側からコントロールしよう、と言う治療法になります。一見、表につける装置を裏側につけるだけ、と言う単純な仕組みに聞こえますが、実は表の矯正と裏側の矯正では、装置もテクニックも異なります。

舌側矯正のメリット・デメリットについては、前記事にてお伝えさせていただきました。今回は、当院で用いる舌側矯正のシステムについてお話しさせていただきます。

当院で主に用いる舌側矯正システムは『Incognito(インコグニート)』と呼ばれるシステムになります。このシステムはドイツで開発され、従来の舌側矯正の問題点を改善すべく考案されました。舌側矯正では唇側矯正と比較して、装置をつける位置のズレが歯の移動の位置に大きく影響するため、歯の配列を正確に行うことが困難でした。そこで、Incognitoシステムでは、デジタル技術を応用することで、装置を正確な位置へつけることを可能として、舌側からも正確な歯の配列を可能としました。

Incognitoを用いるメリット

従来の舌側矯正装置では以下のようなデメリットが挙げられていた。

・舌側装置による、違和感、痛み

・食事のしづらさ、咀嚼障害

・発音障害(特に「サ行」「タ行」の不明瞭な発音)

以上の問題の改善のために、Incognitoシステムにおいてはブラケットの表面が滑らかに研磨され、患者さんごとの歯の舌側面にあわせたカスタムメイド法でブラケットを作成し、装置の厚みが可能な限り薄く設計されている。その結果、舌側矯正のデメリットであった、装置による痛みと違和感、食事のしづらさや咀嚼障害を訴える患者さんは減少しました。

またIncognitoシステムでは、より正確に歯を移動させるために、歯を移動させるためのワイヤーもオーダーメイドになっています。患者さんの歯の形にあわせて作られた矯正装置にあわせてワイヤーも作られるようになっているので、正確さは他の装置やシステムに比べ格段に良いと考えられます。

このように当院では、できる限り快適に裏側矯正治療を行えるように、最新のシステムを導入しています。

見えない矯正で、快適な矯正生活を送るなら、

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秦 佑樹

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日付:  カテゴリ:コラム, 成人矯正

不正咬合 before →after

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦 佑樹です!

不正咬合にはどのような種類があるのか、ということを以前のブログでご紹介させていただきました。今回は実際に不正咬合が治療後にどのように治ったのかということをお伝えさせていただきます。

・叢生(顎の大きさと歯の大きさが合わず、大人の歯がきれいに並びきらずにガタガタしてしまう状態、乱杭歯、八重歯)

永久歯の大きさが大きく、はえる隙間が足りない状態だったので、上下の永久歯を合計4本抜歯し、隙間を獲得して固定式のワイヤー装置にて矯正治療を行いました。

・上顎前突(上下の顎の位置、歯の位置にズレがあり上の歯が下の歯に比べ前方にある状態、出っ歯)

上顎と下顎の位置に骨格的なズレが認められたため、取り外し可能なマウスピースタイプの矯正装置を使用し、矯正治療を行いました。

・下顎前突(上下の顎の位置、歯の位置にズレがあり下の歯が上の歯に比べ前方にある状態、反対咬合、受け口)

上顎と下顎の位置のズレ、および前歯の位置に前後的なズレがあったため、取り外し可能な骨格的位置を改善する装置を使用し、その後固定式のワイヤー装置にて矯正治療を行いました。

・開咬(上下の歯の位置、骨格的なズレ、あるいは舌突出癖や指吸いの癖により前歯が咬まなくなった状態)

上下の歯の位置にズレが認められたため、上下の永久歯を合計4本抜歯し、上下の前歯を舌側に移動して固定式のワイヤー装置にて矯正治療を行いました。

・空隙歯列(顎の大きさと歯の大きさが合わず、大人の歯がきれいに並びきらずに隙間があいてしまう状態、すきっ歯)

顎の大きさに比べ、永久歯の大きさが小さく前歯が開いている状態であったため、舌の癖を改善する取り外し可能なマウスピースタイプの装置と舌の動きを良くするトレーニングを行い、その後固定式のワイヤー装置にて矯正治療を行いました。

・交叉咬合(顎の左右的なズレや歯の位置のズレにより、顎の位置や上下の歯の真ん中が一致しない状態)

顎の左右的な位置のズレが認められたため、正常な顎の成長を促すために取り外し可能なマウスピースタイプの装置を使用し矯正治療を行いました。

このように、不正咬合はそれぞれの状態、症状によって用いる装置や改善方法が異なります。よっかいち矯正歯科医院では、矯正治療開始前の精密検査によって、不正咬合の原因をつきとめ、その状態に応じて適切な装置を使用し不正咬合を改善します。そのため、当院の矯正治療において術前精密検査は欠かせないものとなります。治療開始までにお時間をいただくことになりますが、適切で正確な治療を行うためにご理解ご協力をお願いします。 見えない矯正治療をご希望の方は当院にてご相談ください。

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秦 佑樹

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日付:  カテゴリ:コラム, 不正咬合

見えない矯正治療①

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦佑樹です!
最近、矯正相談で患者さんからお話を聞くとよくいただく質問があります。

その質問は

“見えない装置で矯正できますか?”

ということです。

現在、『見えない矯正装置』と呼ばれる矯正装置は、”透明の矯正装置”または”裏側に装着する装置”の2つが挙げられます。

従来の矯正装置のイメージは、

銀色の装置が歯の見えることについている

このような、金属タイプの装着、

あるいは、装着が白または透明タイプの

このような白タイプの装置になります。

どちらも広く矯正治療で用いられる装置なので、一般的には矯正治療というと、この装置のイメージが大きいのだと思います。

これらの装置はマルチブラケット装置と呼ばれ、歯列矯正には欠かせない装置となっています。

では、これに対し見えない矯正とはどのようなものかと言うと、

①裏側に装着する矯正装置

正式名称は、リンガル(舌側)ブラケット矯正と呼ばれます。表側の装置を裏側につけるわけではなく、オーダー(セミオーダー)メイドのブラケットを作成し、精密な技術で歯の裏側に接着することになります。

リンガル(舌側)矯正のメリット

・装置が見えない(見えにくい)

外観上、装置がみえないので矯正治療中に人目を気にすることがありません。裏側なので、食事の際に装置についた汚れが気になるということや、食事中に上手に会話ができない、などのご心配もなくなります。また仕事のご都合上、目立つ装置をつけられない方や、ご結婚や就職活動をされる方にもお勧めできます。

・むし歯になりにくい

表側の矯正治療に比べ、裏側の矯正治療はむし歯になりにくいという報告があります。歯の裏側は常に唾液が循環し、湿潤常態が保たれ、また唾液の自浄作用によりむし歯をつくる菌が増殖しにくい環境となっております。特に子供さんたちの矯正治療を行う上で、どうしても歯磨きが疎かになりがちで、気がついたら装置の周囲にむし歯ができていた、ということのリスクを軽減することができます。

・装置による外傷が少ない

表側の装着ですと、矯正治療中の外傷(転倒、衝突など)の際に、お口の中を切ってしまったり、唇への怪我のリスクが考えられますが、裏側装着ですと、そのようなリスクは軽減されます。

・楽器の演奏がしやすい

部活やお仕事で吹奏楽や楽器の演奏をされる際に、表側装置ですと上手に音を出すことが難しい、と言われることがありましたが、裏側装置ですとそのような懸念が解消されやすいです。

リンガル(舌側)矯正のデメリット

・装置がオーダーメイドなので、治療費が高くなる

従来の裏側の矯正装置においては、お口の中には舌があるので、装着の凹凸により舌に痛みがあったり、滑舌が悪くなる、といったデメリットがありました。当院で使用する矯正装置では、そのような痛みや違和感を出来る限り軽減するために、患者さん毎の歯の形にあったオーダーメイドの装置を使用しております。海外で作製される装置のため、その作製費用、輸送費用などが表側の矯正装置よりも高くなってしまいます。

・高い治療の技術が要求される

裏側の矯正治療は表側に比べ、見えない見えにくいので、治療の術者にとっても見えにくいです。見えにくい状態で処置を行うため、術者には高い技術が要求されます。当院では、技術の研鑽のため舌側矯正専門医院での修練、講習会や学会などでの知識技術の習得に力を入れ、患者さんが安心して治療をうけていただくように努めております。

②透明マウスピースでの矯正治療

取り外し可能なオーダーメイド透明マウスピースによって、少しずつ歯の移動を行います。歯科医師の経過観察のもとでマウスピースを新しいものと交換して、歯を最終位置まで移動させていきます。

マウスピース矯正のメリット

・装置が表側から見えにくい

マウスピースの素材が透明ですので、装着していてもほとんど目立つことはありません。光のあたり具合で若干見えることもあります。

・歯磨きがしやすい

取り外し可能なので、食事や歯磨きの際は装置を外していただきます。装置が入ってない状態では、通常の歯磨きと変わらず磨くことが可能なので、固定式の装置と比べむし歯のリスクは低減します。

・大事な場面で装置を自分で取り外しできる

結婚式や卒業式、成人式など節目のお写真を撮影する機会で、固定式の装置ですと、一時的に装置を撤去することがありますが、マウスピース矯正では装置の着脱をご自身で行っていただくので、来院していただく必要がないです。

マウスピース矯正のデメリット

・患者さん自身で装置の使用を管理しないと治療がすすまない

・マウスピースの保管、管理が必要になる

・装置を装着したまま飲食をおこなうと、装置と歯の間にジュースや食渣が停滞し、むし歯のリスクが増大する

・お口の状態によっては、マウスピースで治療を行うことが難しいことがある

このように、見えない矯正にも種類があり、それぞれ利点欠点があります。

よっかいち矯正歯科医院では、患者さんのお望みに沿えるよう、出来る限りの快適な見えない矯正を推奨しております。

見えない矯正をご希望の方は当院にてご相談下さい(^^)

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秦 佑樹

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日付:  カテゴリ:コラム, 成人矯正

お口の癖について

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦佑樹です!

今回は『お口の癖』についてお話させていただきます。

お口の癖?ちょっと聞きなれないこの言葉はどのような意味でしょうか。一番身近な例をあげますと、「小さい頃ずっと指しゃぶりをしていたら、上の歯が前に出て、出っ歯になった。」ということは聞いたことがあるかもしれません。実はこの”指しゃぶり”という行為は、”吸指癖”という口腔習癖なのですね!すなわち、口腔習癖により、不正咬合が発生することがありますので、矯正歯科治療では、その口腔習癖を改善してあげることが、良い治療結果につながるのです。

いくつか、口腔習癖の例をあげてみます。

・吸指癖

上にも書きましたように、指しゃぶりのことです。特に親指を吸う指しゃぶりは母子吸引癖と呼ばれます。この吸指癖が続くと、開咬や上顎前突といった不正咬合の原因となることがあります。

・弄唇癖(ろうしんへき)

前歯で唇を咬んだり、唇を吸い込んだりする癖のことを言います。主に下唇を咬んだり、吸引したりすることが多いです。この癖により、上顎前歯が前方に傾斜したり、下顎前歯が内側に倒れ、上顎前突の原因となることがあります。

・弄舌癖(ろうぜつへき)

発音や嚥下時以外に舌を無意識で咬んだり、突き出したり(舌突出癖)する習癖のことです。この癖が続くと、内側より常に前歯を押す力が加わるので、上下の前歯を前方に傾斜させたり、前歯の開咬の原因となることがあります。

・口呼吸

正常な鼻呼吸が妨げられると、口呼吸をすることになる。これが長期にわたり持続すると、口唇閉鎖不全、上顎歯列の狭窄、上顎前歯の突出を引き起こす原因となることがあります。

・咬爪癖

爪を咬んだり咬みきったりする癖のこと。持続すると歯の磨耗や傾斜を引き起こすことがあります。

・異常嚥下癖

上下の前歯の間に舌尖を挟んで嚥下する幼児型嚥下が、何らかの理由で成長後も残存すると、上下顎前突や開咬の原因となることがあります。

このようにお口の癖が歯並びを悪くする原因となることがあります。よっかいち矯正歯科医院では、歯並び咬み合わせの改善に加え、このような口腔習癖の除去にも治療の一貫として取り組んでいきます。

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秦 佑樹

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日付:  カテゴリ:コラム, 口腔習癖

矯正治療の開始の手順

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦佑樹です。

矯正歯科治療の開始の手順についてご説明させていただきます☺️

矯正歯科治療はむし歯の治療や歯の神経の治療と異なり、治療期間が数年に及びます。特に歯のはえかわり、体の成長期であるお子さんは、永久歯の完全萌出や身体の成長が終了するまでの通院となりますので、およそ15歳頃まで通院していただくことになります。そうすると8歳で治療を開始しても約7年の通院期間です!とても長いですね!

矯正歯科治療においては、そのように年単位でかかる治療を、より正確に、より精密に行うために、治療開始前に綿密な相談と精密検査を行います。

・矯正相談

患者さんから、主訴(気になっているところ、治したいところなど)をお伺いし、現状のお口の状態をチェックさせていただきます。その上で問題点と、概ねの治療方法、矯正装置についてお話させていただきます。また治療にかかる期間や料金についても概算をお話させていただきます。

・精密検査

矯正治療に入る前に、歯ならび、咬み合わせ、各歯の状態、舌や口唇の状態、呼吸の状態、姿勢など、様々な情報を、写真や型どり、レントゲン撮影、咬み合わせチェック、唾液検査などの検査により採取します。検査のお時間は各状態によって変わりますが、概ね90分ほどになります。

・診断

精密検査で採得した資料を、もとに正しい分析を行い適切な治療方針、方法を提案させていただきます。使用する矯正装置の種類や形状、使用する期間などは、できる限り患者さんの負担とならないよう、充分に配慮いたします。また治療にかかる費用はこの段階で確定いたしますので、明確な費用をお伝えします。

・本格的治療

診断が終わり、治療方針、方法が確定すればいよいよ矯正治療の開始です。矯正装置の多くはオーダーメイドになるので、型どりを行いラボにて作成してもらいます。取り外しの装置を使うことも多いので、ご本人自身でしっかりと使用していただくことが矯正治療をスムーズかつ良好に進める鍵となります。また当医院では、可能な限り目立たない装置の使用を推奨しておりますので、矯正治療が見えることに抵抗があり矯正治療に決心がつかない方は一度ご相談下さい❗安心できる治療法が提案できると思います。

・保定

歯並び咬み合わせが良好ななれば、固定式の矯正装置を全て撤去しますが、矯正治療はそこで終わりではないです。綺麗になった歯並びは年月とともに徐々に元の位置に戻ろうとします。それを起こさないために、後戻り防止装置(保定装置)を使用していただき、綺麗な歯並びを綺麗な位置でキープしていただきます。保定の目安期間は概ね2年となります。

このように当院の矯正治療では、明確な治療方針と方法、明確な費用に基づき治療を行います。患者さんに最良最適な矯正治療を提供できるよう、全力で挑みます。

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秦 佑樹

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日付:  カテゴリ:コラム, 成人矯正

術前精密検査

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦佑樹です!

矯正治療開始前に行う精密検査!一体どのようなことを行うのでしょうか?

矯正歯科治療におきましては、治療期間が数年におよぶことが少なくないので、術前にしっかりと検査を行い治療方針を決定することが、最短で最適な矯正治療を行う鍵となります。

そのためには術前精密検査が必須となります。術前精密検査のメニューとしては、

・口腔内写真撮影

・顔面写真撮影

・診断用模型作成の型どり

・咬み合わせ、咬む力検査

・レントゲン撮影(歯および骨格)

・唾液検査

以上のようになります。これに加えCTの検査や歯周病検査など個人によって必要な検査が加わります。精密検査にかかるお時間は概ね90分となり、長い時間が必要となりますので、ご予約の際はお時間に余裕を持ってご予約下さい。

精密検査が終われば、約1ヶ月後に検査結果を聞いていただく『診断』という過程にうつります。ここで検査結果および、不正咬合の種類、使用する装置や治療方針などをお伝えさせていただきます。また明確な料金もこの段階でお知らせさせていただきますので、ご安心ください。

その後、充分に納得と同意をいただいた上でいよいよ矯正歯科治療の開始となります?

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不正咬合について考える ③

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦佑樹です。

さて、不正咬合についてのデメリットについてお話させていただきましたが、実際に不正咬合とはどのような状態を言うのかご説明します。

簡単に言いますと、綺麗だな、と思わない歯ならびは全て不正咬合と診断され、それに加え一見綺麗な歯ならびをしているようでも、実は矯正治療の対象となることもあります。

では、不正咬合にはどのような状態があるのか、ご説明します。

・叢生(そうせい) = 乱杭歯、八重歯

数歯にわたり歯が傾斜、あるいは転位して重なりあっている状態。いわゆる前場がガタガタになっている、とか八重歯になっている、というのはこの叢生という状態を指します。

・上顎前突 = 出っ歯
上顎の前歯が出ている状態。上顎の骨が前に出ている、上の前歯が前に出ている、どちらもあてはまる、下顎が引っ込みすぎている、など色々な場合があります。

・下顎前突 = 受け口

噛み合わせた時に下あごにある歯が上あごにある歯全体よりも前方に突出している状態。遺伝的要因や舌の癖、口呼吸が原因と考えられています。

・開咬

数歯にわたり、上下の歯が接触していない状態。おもに前歯にみられますが、奥歯が開咬となることもあります。前歯で噛みきれない、というのはこの開咬状態ということになります。

・過蓋咬合

前歯が正しい咬み合わせより、深く咬んでいる状態。過度のものでは、下顎切歯が上顎の口蓋に食い込み圧痕ができることもあります。

・正中離開

上顎の前歯が開いている状態。歯の大きさが小さい場合や上唇小帯の高位付着などが原因で起こることがあります。


・空隙歯列弓

歯間に空隙がみられる歯列弓のことです。顎の大きさに対して歯の大きさが小さい、舌が大きい、歯数が不足している場合にみられることがあります。

このように不正咬合には様々な状態があり、その状態、原因によって矯正治療での治療法や使用する装置が変わります☺
Instagramでも、不正咬合チェックリストを配信していますので、ご覧下さい。

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日付:  カテゴリ:コラム, 不正咬合

不正咬合について考える ②

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦佑樹です。

先日の記事に引き続き、不正咬合が引き起こすデメリットについて、語らせていただきます。

⑤骨格の発育障害

成長発育途上において、歯の位置に異常があるために、上下の歯が噛み合う時に、下顎が左右いずれかの方向にズレて咬むことがあります。そのような場合に、ズレた顎の位置が顎の成長方向に影響し、異常な顎の骨の成長を誘導してしまうことがあります。ですので、成長期にはとくに注意して噛み合わせのズレを発見することが重要となります。

⑥発音障害

発音障害というのは、言語を発することができない、ということではなく、正しく発音ができない、発する言葉が聞き取られにくい、という意味です。不正咬合における発音障害は前回記述した、筋機能障害の特に舌の機能不全に由来することが多いです。矯正治療により舌の動きを活発にかつ正常にしてあげることで、聞き取りやすい発音へと改善することができます。

⑦外傷および歯根吸収の誘因

唇側に突出している歯は、転倒やスポーツで強く顔面を打ったりすると、口唇や頬粘膜を傷つける原因だけでなく、歯冠や歯根の破折や吸収を招くことがあります。

このように、歯並びが悪い = 不正咬合が起こると、審美的に良くないこと以外にもたくさんのデメリットがあります。矯正治療は気になったその時が開始時だと思います。まずはご相談を(^^)

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不正咬合について考える ①

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦佑樹です。

時々、初診相談の際に、『歯並びが悪いとどんな悪いことがありますか?』とご質問をいただくことがあります。今回はそれについてお答えさせていただこうと思います。

矯正歯科医院を受診される方の8割近くは、いわゆる『見た目が気になる』という理由です。『見た目が治ればあとは気にならない』た言われる方も珍しくないくらい、『見た目』という主訴で来院される方は多いです。ですので、『見た目』、専門的に言うと審美的要件、ということは矯正治療の対象の大きなポイントになると思います。

では、審美的要件以外の不正咬合のデメリットとはどのようなことでしょうか?

①むし歯の発生の原因

歯面へのプラークの付着はむし歯発生の大きな原因になります。不正咬合、特に叢生があると、お口の中の自浄作用が阻害され、歯ブラシも当たりにくくなることから、むし歯のリスクは高くなると考えられます。

②歯周疾患の原因

歯周疾患とはいわゆる、歯周病、歯槽膿漏のことです。お口の中の清掃が行き届かないと、プラークや歯石の沈着が生じやすくなり、歯肉炎や歯周病を発症する原因となります。さらに、前歯の突出などにより、充分にお口が閉じれない状態ですと、歯肉が乾燥し歯肉炎を助長し、歯周疾患の原因となります。

③咀嚼機能障害

簡単に言いますと、上手に噛んで飲み込むまでの過程が上手にできないですよ、ということになります。咀嚼の能力は咬合状態、歯周組織、舌、頬、口唇、筋肉などのバランスに影響されます。当然、咬み合わせが良くない状態では、良好な咀嚼は難しくなるので、物が上手に咬めない、ということが起こります。

④筋機能障害

不正咬合は、舌を含めた口腔周囲筋の機能に異常をもたらすことがあるといわれています。開咬のような状態になっていると、飲み込む時に舌を前に突出させるような舌突出癖が認められることがあります。このように口腔周囲筋と不正咬合は相互の関係になっていると考えられています。

後半は、次回に続きます(^^)

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2018年ごあいさつ

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦佑樹です!

成人式も無事に終わり、新年ムードも落ち着いてきた中、皆様いかがお過ごしでしょうか?昨晩は少々、雪もちらついていたようで寒い日がつづいております。

今日は矯正治療について概要をご説明させていただきます☺

矯正歯科治療とは、小児期から不正咬合の発生を予測しそれを予防すること、成長期には不正咬合の誘因を発見し抑制することにより正常な発育を誘導し、また成人における不正咬合に対しては顎口腔機能および審美性を回復させる治療を行うこと、と定義されています。

すなわち、矯正治療とは、すでにガタガタになってしまった歯並びを綺麗に治すことだけではなく、小さい頃からお口の中を管理することにより、歯並びが乱れないように予防的にアプローチすることも含まれるのです。

矯正治療に上も下も年齢制限はないと私は考えます。悪くなった歯並びは治す、悪くなりそうな歯並びはそうならないように導く、良い歯並びはそれを悪くならないようにする、そういったお手伝いを私たちは行わさせていただきます☺歯並び噛み合わせで気になる方はお早めにご相談してください。
開業情報につきましては、InstagramおよびTwitterでも配信しております。

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矯正歯科治療の一般的な
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  • マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、米国アライン・テクノロジー社の製品であり、矯正専門の歯科医師が患者様の治療計画を作成し、細かな修正を加えて米国のアライン・テクノロジー社にてマウスピース型矯正装置(インビザライン)を作製されます。作製されたインビザラインは、空輸され当院へ輸送されます。
  • 国内にもマウスピース型矯正装置(インビザライン)として医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します。その中でも、矯正専門の歯科医師が効果・効能を検討したうえで当院では米国アライン・テクノロジー社のインビザラインを導入しております。
  • マウスピース型矯正装置(インビザライン)は1997年にFDA(アメリカ食品医薬品局)により医療機器としての認証を受けていますが、日本では、患者さんそれぞれに作成する装置であることや製作が機械で行われることから、医療機器としての矯正装置に該当しないこととなっています。マウスピース型矯正装置(インビザライン)に使用される材料そのものは薬事承認されており、安全にご使用いただけます。
  • マウスピース型矯正装置(インビザライン)は医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認医薬品です。
  • マウスピース型矯正装置(インビザライン)は厚生労働省に認可を得た材料を使用していますが、インビザラインは完成物薬機法対象外の矯正歯科装置のため、医薬品副作用校害教済制度の対象外になる場合があります。

当院が使用するマウスピース型カスタムメイド矯正装置(製品名インビザライン 完成物薬機法対象外)は、日本国内の医薬品医療機器等法(薬機法)における医療機器および歯科技工士法上の矯正装置に該当しません。日本薬機法上の医療機器として認証・承認を得ていない装置であるため、担当歯科医師の全責任において治療が行われます。

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