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矯正治療中のむし歯の発生リスク

こんにちは!

よっかいち矯正歯科医院 院長 秦 佑樹です!

矯正治療をしている時の一番のデメリットとは何でしょうか?それは、むし歯の発生リスクが上がってしまうということです。取り外しの装置であれば、食事中や歯磨きの時には、装置をつけていない状態と同じなので綺麗に歯磨きを行うことができると思います。しかし、つけっぱなしの矯正装置ですと、当然食事をしている時も歯磨きをするときも装置は歯についているので、食渣が残ってしまったり、歯ブラシが十分に歯に当たらずに磨き残しをしてしまうことが多くなります。このような状態で2年から3年、長い方では4年近くも過ごすことになるので、むし歯のリスクは格段に上昇してしまいます。

矯正治療を開始するとおおよそ月に1度のペースで通院していただきますので、その時に、専用機械を使用し装置の周りやワイヤーの下まで綺麗にお掃除させていただきますが、それでも日々の歯磨きが十分でないとむし歯ができてしまうことがあります。

矯正治療中にむし歯ができてしまうと、その歯はむし歯の治療が必要なことに加え、治療のために装置を撤去する必要がありますので、装置を外してむし歯治療をしている期間は矯正治療は進みません。その分、全体の治療期間が長くなることになります。

このように、矯正治療中にむし歯ができると、その歯を削って治療をしなくてはいけないことに加え、治療期間の遅延にも繋がりますので、良いことは一つもありません。

当院では、このような矯正治療での危険性に対して2つの対応策を取っています。

対応策1

精密検査に「唾液検査システム」を導入する

通常、矯正治療における精密検査で唾液検査(むし歯の出来やすいお口の状態かどうかの判定)を行うことはあまり多くありません。しかし矯正治療によるむし歯の発生を防ぐためには、患者さんのお口の状態がむし歯ができやすい状態なのかそうでないのかを知る必要があると思います。むし歯の出来やすい患者さんにはむし歯の出来にくいシステムで治療を進める必要があるからです

対応策2

裏側矯正装置を用いた治療を推奨する

表側の矯正装置に比べ、裏側矯正装置はむし歯の発生リスクが1/5という論文が発表されました。事実、歯の表側にむし歯ができる患者さんはたくさん見えますが、歯の裏側にむし歯ができた、という患者さんはあまり見たことがありません。当院では、特に自分での歯磨きが十分にできない小児の患者さんに対し、裏側矯正装置を取り入れることで、歯並びを改善しながらむし歯のリスクを抑えるという治療法に積極的に取り組んでいきます。

見えない矯正で、矯正治療を行うなら、

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Yokkaichi orthodontic studio

秦 佑樹

四日市の矯正歯科なら、よっかいち矯正歯科医院

日付:   カテゴリ:コラム, 成人矯正

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矯正歯科治療の一般的な
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  • マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、米国アライン・テクノロジー社の製品であり、矯正専門の歯科医師が患者様の治療計画を作成し、細かな修正を加えて米国のアライン・テクノロジー社にてマウスピース型矯正装置(インビザライン)を作製されます。作製されたインビザラインは、空輸され当院へ輸送されます。
  • 国内にもマウスピース型矯正装置(インビザライン)として医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します。その中でも、矯正専門の歯科医師が効果・効能を検討したうえで当院では米国アライン・テクノロジー社のインビザラインを導入しております。
  • マウスピース型矯正装置(インビザライン)は1997年にFDA(アメリカ食品医薬品局)により医療機器としての認証を受けていますが、日本では、患者さんそれぞれに作成する装置であることや製作が機械で行われることから、医療機器としての矯正装置に該当しないこととなっています。マウスピース型矯正装置(インビザライン)に使用される材料そのものは薬事承認されており、安全にご使用いただけます。
  • マウスピース型矯正装置(インビザライン)は医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認医薬品です。
  • マウスピース型矯正装置(インビザライン)は厚生労働省に認可を得た材料を使用していますが、インビザラインは完成物薬機法対象外の矯正歯科装置のため、医薬品副作用校害教済制度の対象外になる場合があります。

当院が使用するマウスピース型カスタムメイド矯正装置(製品名インビザライン 完成物薬機法対象外)は、日本国内の医薬品医療機器等法(薬機法)における医療機器および歯科技工士法上の矯正装置に該当しません。日本薬機法上の医療機器として認証・承認を得ていない装置であるため、担当歯科医師の全責任において治療が行われます。

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